2025年天皇賞(秋)に出走する、タスティエーラの調整過程の騎手と調教師のコメントを各社記事を引用しまとめました。
陣営のコメント
・堀調教師のコメント
1週前
「香港遠征後はノーザンファームしがらきで疲れを取り、暑さもあったので、馬に合わせて調整をしてきました。9月20日にトレセンへ帰厩しましたが、入厩当初は535キロと大幅に体が増えていました。以前のカイ食いの細さが今はまったくなく、カイ食い、健康状態、毛ヅヤ、体の張りが良く、心身のバランスも取れていたので、順調に調整してこれましたが、トモの左右バランスが整っておらず、トモが流れるフットワークで、その分、右前脚中心に負担が増していました。その疲労の蓄積に注意しつつ、ツメの角度の調整などをしながらバランスを整えてきました。太ければ絞ればいいというものではなく、調教のさじ加減など慎重に進めてきたわけです。太いとDDSP(軟口蓋背方変位=ノドの病気)の症状も出やすく、そのへんも考慮すると太めが残ってしまう印象を持っていました。天皇賞を視野に入れて万全で臨めなければ、一旦緩めて目標を先に延ばすか、あるいは叩いて次の目標を視野に入れるかの2択でしたが、2週前の追い切りを終えて、天皇賞とその後もう一戦使えると判断して、特別登録に踏み切りました。きちんとした方向性を持って、かじを切ったわけです。今日の追い切りは、前に誘導馬を置いてしまいしっかりと伸ばし、力のある馬なので、少し促すぐらいで速いラップが出ましたが、しっかり体を使って下をつかんでブレずに走れた感じはなく、走りの質は少しノメるというか滑るような印象でした。だんだんとフィットしてくるとDDSPの症状は出ないのですが、まだ普通キャンターでは出るので良化の余地はあります。このひと追いで変わってきてくれればと思います。23日の調教後の馬体重は518キロ。前走の香港が498キロ、昨年秋の天皇賞が506キロなので、当日は輸送もありますし、態勢は整ってきています」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e77eccbd0c7bdc10f441e3dbae9cea7916b8228
↓最終追い切り後
「追った後もカイバは完食していて、覇気もあって、脚元、馬体にも変わりはありません。30日の調教後の馬体重は512キロ。昨年秋の天皇賞のときは、前日が510キロで当日は506キロだったので、今年も同じぐらいだと思います。重めが残っている感じはありません。(いいときと比べて)先週が85%ぐらい、今週が90%ぐらいの状態なので、この後で上昇しているかどうかは金曜日以降の確認になります。あとはいつものスタンスですが、枠順、馬場状態などを考慮して流動的に対応していきます」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cc71bbea1595a77af72a3477e839140f3ff30f4
会見の様子は以下
引用元記事


ざっくりと要約
タスティエーラは、香港遠征後の大幅な馬体増とトモのバランス不良、DDSPの懸念に対し、堀調教師が慎重に調整を進めてきた。
出走判断を経て、決戦に向けて馬体重を絞り、馬体の状態は良好で覇気もある。
堀調教師はタスティエーラを「90%ぐらいの状態」と評価しており、昨年の出走時と同等の仕上がりでレースに臨む。
管理人一言

私の本命候補でしたが、調教師のコメント的に辛口な印象です。海外疲れが取れていないのか・・・?積極的には買えないような感じですね。




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