【2025 天皇賞(秋)】メイショウタバル 武豊騎手 共同会見内容まとめ(2025/10/29)

1102天皇賞(秋)

2025年天皇賞(秋)に特別登録している、メイショウタバルに騎乗武豊騎手の共同会見の内容をまとめました。


要約

・武豊騎手は、メイショウタバルの宝塚記念での勝利について、馬が一生懸命走り非常に嬉しかったと振り返りました。ドバイターフ後、レース前は馬が気合いが乗り過ぎていると感じたものの、レース途中で良いリズムになったと述べています。

天皇賞・秋(東京芝2000メートル)に関して、距離自体は問題ないが、従来の脚質(逃げ)を考えると、秋の天皇賞での勝利は非常にハードルが高いと認識しています。しかし、調教状態は「良さそう」であり、メイショウタバルは掴みどころがない反面、宝塚記念のように予想以上のパフォーマンスを発揮する可能性にも期待を寄せています。

レース前の懸念事項として、過去にゲート入りが難しかったことや、遠距離輸送が伴うことから、ゲートインまでスムーズに進むことを特に重視したい考えです。また、東京2000メートルでは内枠が有利であるとしつつも、スタートの危うさに注意を払う必要があると語りました。
個人的なGⅠ勝利への意欲を述べるとともに、「メイショウ」の先代オーナーのためにも勝ちたいと強い決意を示し、この高いポテンシャルを持つ馬の力を全て引き出せるように乗りたいと、ファンへのメッセージを結びました。

内容詳細

記者: それでは共同会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。天皇賞・秋に出走します、メイショウタバルの武豊騎手です。宝塚記念では見事な逃げ切り勝利でした。振り返っていただけますか?
騎手: ええ、あの、すごくいいレースができて、もう本当に一生懸命走ってくれて、すごく嬉しかったですね。
記者: 4月のドバイターフ、そして宝塚記念が6月にあって、この短い期間ですが、何かこう変わった部分とか違いというのはあったんですか?
騎手: うん、ドバイで乗せてもらったのが本当に私は初めてだったので。ええ、そうですね、あの、まだ僕も手探りな感じで乗っている段階なのですが。えー、レース前は少しドバイよりもこう気合いが乗り過ぎて、「レース大丈夫かな?」という、レース前はそういう心境でしたね。
記者: レースに入ってからはどうだったんですか?
騎手: まあ、なんとかあの、そうですね、途中からですかね。向こう面に入ったぐらいからこういいリズムになって、そこから最後までね、しっかり走ってくれて。はい、強かったですね。本当に強かったですよね。
記者: そして、休みに入ってからですが、この間、メイショウタバルについて何かお話を聞かれたりしたことはあったんでしょうか?
騎手: あ、あの、石橋調教師からは「順調だよ」という、もう本当にそれだけですね。はい。
記者: ちなみに、今日の状況はご覧になったりしたんですか?
騎手: はい、見てないんですけど、聞いた話ではすごく良さそうだったと聞いています。
記者: そうですか。さて、今度は芝の2000メートル、東京の舞台ということになりますが、いかがでしょうか?
騎手: そうですね、距離は2000メートルは問題ないと思うんですけど、ええ、まあ東京ですし、まして天皇賞ですからね。今までのメイショウタバルのレースパターンと言いますか、脚質を考えると、かなりハードルは高いのかなとは思っていますけどね。
記者: そのハードルというのは?
騎手: まあ、やっぱり秋の天皇賞、なかなか逃げ切る馬というのは僕も実際生で見たこともないですし、それだけ厳しいのかなとは思っていますけどね。
記者: ただ、そのハードルを超えられそうな今のメイショウタバルの力というのはどうでしょう?
騎手: もちろんそうですね、それを期待していますし、あの、まあ、逃げると決まっているわけでもないですし、ええ、まあ、状態の方はね、本当に良さそうなので。 まあ、あとちょっとね、まだ本当に掴みどころがないと言いますか、難しい面のある馬ですし。うーん、逆に宝塚記念のように、こちらが思っている以上のパフォーマンスを出してくれる時もありますから、そういうところは期待しています。
記者: レース前にこういうところを確認したいというところはありますか?
騎手: まあ、この馬もあの、決して簡単ではないので。その辺、ゲートインまでスムーズに行けばいいなと思っていますね。あの、ゲートインになかなか入らないレースも過去にありましたし、それが関東圏のレースだったので、やっぱり今回遠距離輸送ということもあって、心配なことは多い馬ですね。
記者: コース形態、それからメイショウタバルの脚質も踏まえて、その枠の「内・外」と、豊さん決められるわけじゃないんですけど…
騎手: そうですね。普通に考えて、東京競馬場の2000メートルは、やはり内枠の方が有利と言いますか、レースはしやすいです。ただね、スタート次第ではまたそれも変わってきますし、一概には言えないですね。
記者: スタートに関してはいい方なんですか?
騎手: まあ、普通じゃない。遅くはないですけど、危うさはありますから。うーん、そこはすごく注意を払って乗りたいですね。
記者: この秋、武豊騎手ご自身はGⅠで2着が2回ありますが、今回についてはどうですか?
騎手: はい、そうですね。やはり1着が欲しいですしね。特にメイショウタバルという馬で挑むので、今回は、うーん、そうですね、メイショウさん、いわゆる先代のオーナーですが、そのために勝ちたいなと思いますね。
記者: そして、ご自身は去年勝って、そして連覇もかかります。
騎手: はい、はい、そうですね。またこうやっていい馬で挑めるというのは本当に騎手としてありがたいですし。そうですね、僕はレースでしっかり乗るだけだと思っています。
記者: 宝塚記念を勝ってまた注目度も上がったと思います。ファンの皆さんにもメッセージを送っていただけますか?
騎手: はい、はい。本当に持っているポテンシャルは高い馬なので、それを全て出せるように、しっかり乗りたいと思っていますので。はい、応援してください。

管理人一言

管理人
管理人

天皇賞で逃げて勝ち切った例は過去10年でありません。ただ、昨年のホウオウビスケッツや3年前のパンサラッサのように逃げ残るケースも多く存在します。武豊騎手もコメントしていますが、当日のパドックを見て、テンションが上がりすぎていないか確認する必要のある1頭だと思っています。やる気スイッチが入ると凄い馬ですので楽しみではありますね!

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