【2025東京スポーツ杯2歳ステークス】過去10年(2015年~2024年)傾向まとめ

1124東スポ杯2歳S

2025年11月24日月曜日に開催される東京スポーツ杯2歳ステークスの過去10年の傾向をまとめました。馬券検討の参考になれば幸いです!

1. 過去10年の勝ち馬: 勝ち馬の基本情報

勝ち馬名性齢斤量 (kg)走破タイム4C通過順脚質区分馬場状況
2015スマートオーディン牡255.01:49.59位差し (M)
2016ブレスジャーニー牡255.01:48.37位差し (M)
2017ワグネリアン牡255.01:46.64位先行 (S)
2018ニシノデイジー牡255.01:46.69位差し (M)
2019コントレイル牡255.01:44.5 (R)5位先行 (S)
2020ダノンザキッド牡255.01:47.53位先行 (S)
2021イクイノックス牡255.01:46.28位差し (M)
2022ガストリック牡255.01:45.86位差し (M)
2023シュトラウス牡256.01:46.53位先行 (S)
2024クロワデュノール牡256.01:46.82位先行 (S)
管理人
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勝ち馬は錚々たる面々ですね。出世レースと言っても過言では無いでしょう。

2. 走破タイム、上がり3Fタイム

勝ち馬名走破タイム勝ち馬上がり3Fタイム上がり最速タイム (馬名 着順)
2015スマートオーディン1:49.532.932.9 (スマートオーディン 1着)
2016ブレスジャーニー1:48.333.733.6 (スワーヴリチャード 2着)
2017ワグネリアン1:46.634.634.6 (ワグネリアン 1着)
2018ニシノデイジー1:46.633.933.7 (アガラス 2着)
2019コントレイル1:44.5 (R)33.133.1 (コントレイル 1着)
2020ダノンザキッド1:47.533.533.5 (ダノンザキッド 1着)
2021イクイノックス1:46.232.932.9 (イクイノックス 1着)
2022ガストリック1:45.834.033.8 (ハーツコンチェルト 3着)
2023シュトラウス1:46.534.933.9 (ショウナンラプンタ 4着)
2024クロワデュノール1:46.833.333.3 (クロワデュノール 1着 / デルアヴァー 5着)
管理人
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早い上がりを出せる馬が勝利に直結します。

3. ラップタイム

レースペーステン4F (800m)上がり4F (800m)上がり3F (600m)
2015スロー (+2.2)49.347.133.7
2016ミドル (+0.5)48.247.735.1
2017ハイ (-1.6)46.548.135.8
2018スロー (+2.3)48.546.234.6
2019スロー (+1.4)47.145.733.9
2020スロー (+1)48.047.034.3
2021スロー (+2.7)48.645.934.3
2022ミドル (-0.2)46.746.934.9
2023ミドル (-0.1)47.347.435.8
2024スロー (+2.6)48.545.933.4

4. 脚質別成績まとめ

カテゴリ4C通過順位出走頭数勝利数連対数3着内数勝率連対率複勝率
逃げ (F)1位100120.0%10.0%20.0%
先行 (S)2位〜5位41591512.2%22.0%36.6%
差し (M)6位〜10位48591310.4%18.8%27.1%
追込 (R)11位以降50110.0%20.0%20.0%
管理人
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極端な逃げ・追い込み勢は厳しい結果です。

5. 前走レース・レース結果による本レースの傾向

5-1. 1走前の着順別成績

前走着順出走頭数勝利数連対数3着内数連対率複勝率
1着759162321.3%30.7%
2~5着2713811.1%29.6%
6着以下20000.0%0.0%

5-2. 1走前のレース格付け別成績

前走格付け出走頭数勝利数連対数3着内数連対率複勝率
G31033330.0%30.0%
L/OP/条件戦947172818.1%29.8%

5-3. 勝ち馬の前走タイムと着差(詳細)

勝ち馬名前走着順前走レース名/格付け (開催場 距離 クラス 馬場状態)前走走破タイム本レース勝ち馬の着差 (※)
2015スマートオーディン1着未勝利戦 (京都 1800m 未勝利 良)1:49.60.3秒差勝ち
2016ブレスジャーニー1着札幌2歳S (札幌 1800m GIII 良)1:49.90.4秒差勝ち
2017ワグネリアン1着野路菊S (阪神 1800m L/OP 重)1:49.30.4秒差勝ち
2018ニシノデイジー1着札幌2歳S (札幌 1800m GIII 良)1:50.10.0秒差勝ち (同着)
2019コントレイル1着新馬戦 (阪神 1800m 未勝利 良)1:48.90.4秒差勝ち
2020ダノンザキッド1着新馬戦 (中山 1800m 未勝利 良)1:51.40.2秒差勝ち
2021イクイノックス1着新馬戦 (新潟 1800m 未勝利 稍重)1:47.41.0秒差勝ち
2022ガストリック1着新馬戦 (東京 1800m 未勝利 良)1:49.80.3秒差勝ち
2023シュトラウス3着サウジRC (東京 1600m GIII 良)1:33.7▲0.3秒差負け (1着との差)
2024クロワデュノール1着新馬戦 (東京 1800m 未勝利 良)1:46.70.4秒差勝ち

※新馬戦も未勝利クラスと記載しています。

5-4. 勝ち馬と2着、3着馬の2走前、3走前のレース、結果でのまとめ

着順馬名2走前 (PPR2)3走前 (PPR3)
20151着スマートオーディン未勝利 1着
2着プロディガルサン新馬 1着
3着マイネルラフレシアOP/L 1着
20161着ブレスジャーニー新馬 1着
2着スワーヴリチャード未勝利 1着新馬 2着
3着ムーヴザワールド新馬 1着未勝利 1着
20171着ワグネリアン新馬 1着
2着ルーカス新馬 1着未勝利 1着
3着シャルルマーニュOP/L 2着新馬 1着
20181着ニシノデイジー未勝利 1着新馬 2着
2着アガラスOP/L 1着新馬 2着
3着ヴァンドギャルドOP/L 2着新馬 1着
20191着コントレイル
2着アルジャンナ
3着ラインベックOP/L 1着新馬 1着
20201着ダノンザキッド新馬 1着
2着タイトルホルダー新馬 1着未勝利 1着
3着ジュンブルースカイL 2着未勝利 1着
20211着イクイノックス新馬 1着
2着アサヒ未勝利 1着新馬 2着
3着テンダンス未勝利 1着新馬 2着
20221着ガストリック新馬 1着新馬 3着
2着ダノンザタイガー未勝利 1着新馬 2着
3着ハーツコンチェルト新馬 1着未勝利 2着
20231着シュトラウス新馬 1着
2着シュバルツクーゲル新馬 1着
3着ファーヴェント新馬 1着
20241着クロワデュノール新馬 1着
2着サトノシャイニング未勝利 1着新馬 1着
3着レッドキングリーL/OP 1着新馬 1着
管理人
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前走1着または重賞で好走していることが勝利の条件となっています。

2走前、3走前もまとめてみましたがあまり傾向は見えませんでした。

6. 血統の傾向

勝ち馬名父名 (Sire)母父名 (Dam Sire)
2015スマートオーディンダノンシャンティAlzao
2016ブレスジャーニーバトルプランエイシンサンディ
2017ワグネリアンディープインパクトキングカメハメハ
2018ニシノデイジーハービンジャーアグネスタキオン
2019コントレイルディープインパクトTiz Wonderful
2020ダノンザキッドジャスタウェイMotivator
2021イクイノックスキタサンブラックFrench Deputy
2022ガストリックジャスタウェイCurlin
2023シュトラウスモーリスアドマイヤベガ
2024クロワデュノールキタサンブラックCape Cross

7. 総まとめ

東京スポーツ杯2歳ステークスは、過去にコントレイル(2019年)やイクイノックス(2021年)といった後のG1馬を輩出しており、非常に高いレベルの素質馬が集う出世レースとしての側面が強いです。

【ペースとスピード能力】 レースは全体的にスローペースで推移する傾向が強く(10年間でスローが5回、ミドルが3回、ハイが1回)、東京芝1800mの特性上、ラストの極めて高い瞬発力が要求されます。特に良馬場で行われた2019年にはコントレイルがレコードタイム1:44.5を樹立しており、高速決着への対応力が必須です。勝ち馬は自身が上がり最速を記録するか、最速馬に肉薄するタイムを出しており、終いの切れ味が勝敗に直結しています。

【脚質と位置取り】 集計結果に基づくと、先行(4C 2位〜5位)が最も安定しており、複勝率36.6%と高い回収率を誇ります。一方で、勝ち馬の数は先行(5勝)と差し(4C 6位〜10位、5勝)で二分されており、展開次第では後方からの差し込みも有効です。重要なのは、4コーナーで極端に後方に置かれないことであり、追込(4C 11位以降)からの勝利は過去10年でありません 。

【前走からのローテーション】 本レースを制する鍵は、前走での勢いと実績です。

前走1着: 過去10年の勝ち馬10頭中9頭が前走1着で臨んでおり、連対率・複勝率ともに最も優秀です 。

前走着差: 前走で大きな着差をつけて勝利している馬(例:2021年イクイノックスが新馬戦で1.0秒差勝ち)は、特に高いポテンシャルを秘めていると判断できます。

前走GIII組: 出走頭数は少ないものの、前走GIIIを経由した馬の連対率(30.0%)は、新馬・未勝利・L/OP戦組を上回っており、ハイレベルなレースを経験した馬も有力候補となります。

【血統的傾向】 血統面で近年はディープインパクトに加え、ジャスタウェイ(2勝)、キタサンブラック(2勝)が勝利を分け合っており、特にキタサンブラック産駒は2021年イクイノックス、2024年クロワデュノールと近年に活躍が目立っています 。

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